ラス、オノ、ルックが世界選手権を総なめ!
Published on:
13 Nov 2021
ラス・オグデン、オノラン・アマー、ルック・アマン、全員オゾンの研究・開発チームのメンバーが世界選手権でそれぞれ総合1位、2位、3位を勝ち取りました。彼らは全員エンツオ3を新しいサブマリンハーネスで飛びました。
オゾンチームパイロットのヤエル・マルゲリッシュは世界の女王となり、われらの福岡聖子が2位、そしてクラウディア・ブルガコフが3位と続きました。全員エンツオ3に乗っていました。イギリスチームは初めて国別の表彰台の中央を獲得しました。
総合のトップ20位までの17人がエンツオ3に乗っていました!オゾンに乗っていたパイロットに感謝し、参加した全選手を祝福します。
ワールドカップ協会のラス・ジェソップのアルゼンチンでの最終タスクについてレポートしています:
「今日は青空と太陽の光で明けました。短く北にあがり、2つのターンポイントを経由して南に下る80kmのタスクが組まれました。
総合ランキングでは、全てがラッセル・オグデンとオノラン・アマーにかかっていました。女子ランキングではトップ10位までの誰もがタイトル争いが可能で、国別ランキングもまた多くの国にも勝利する可能性が残されていました。そのためテイクオフでの雰囲気はハラハラさせるものでした。
ステファン・モーゲンタラはレースの序盤をリードし、多くの選手が曇りベースのコンディションに苦しみランディングしている時にリッジ近辺で粘っていました。その後、コンディションが好転し彼はポジションを確たるものとしレースの最前線を支配しました。彼はリーディングポイントを100%ゲットしながらESを最初に切って、この日の勝利者となりました。
ラッセルとオノランは何度もランディングしそうになりながらコース中をお互いに抜きつ抜かれつ飛び続けました。
この日は風向が良く変わる、しばしば向かい風になるコンディションでした。ラッセルとオノランの息を飲むような低高度からの復活に記録的な選手軍団が群がりレースを続けました。最終的に彼らはESを1分32秒差で切りましたがオノランがタイトルを獲得するには十分ではありませんでした。
2007年に初めてブルース・ゴールドスミスがタイトルを獲得してから、新しいパラグライディング世界チャンピオン、ラッセル・オグデンがイギリスから生まれました。
初めてイギリスが国別パラグライディング世界チャンピオンになりました。ラッセル・オグデン、マーティン・ロング、イドリス・バーチ、セバスチャン・オスピナ、テオ・ワーデン(現ヨーロッパチャンピオン)そしてチームリーダーのジョッキー・サンダーソン、でかした。
素晴らしいレース展開をしゴールし総合でも18位となった新しい女子チャンピオン、ヤエル・マルゲリッシュ、良くやった。
レース前にヤエルは言っていました:波に乗ることは出来るけど、波は永遠には続かない。ここで良い結果を出して波の頂上に残りたいと望んでいた。非常に大きな波のおかげで任務は完了した!
この大会を組織し、そしてこのような成功に導いたすべての人々によくやったと言いたい。競技委員長のセルジオ・ブヤザ、大会委員長のマティアス・フォルティニはパンデミックの真っ只中で150人のパイロットを集めてパラグライディング世界選手権を実現してパラグライディングの歴史書に伝説的人物として記録されることでしょう!
ジャングルの地形と挑戦的な空のある素敵なロマボラに感謝します。近いうちにまた会えることを願っています。」
全成績は、ここをクリック。
オゾンチーム全員から全ての選手を祝福します。