スイフト６はラッシュ６の軽量バージョンです。軽量素材と高度な製造技術のおかげでキャノピーの重量は９００グラムほど軽くなっています。このためキャノピーの慣性は減少し、俊敏性が向上し、立ち上げ特性が改善されます。アルピナ４から派生したこの翼は、エンツオ・ゼノシリーズの翼と性能開発機能を共有しており、クラス最高の滑空およびXC性能を提供します。

テイクオフ

立ち上げ特性は大幅に向上し、無風時の性能は、当社の最も簡単な翼と同等で、軽く反応の良い感覚です。強風時のテイクオフはオーバーシュートする傾向は無く大変容易にコントロールすることができます。

俊敏性

空中でスイフト６は、ダイナミックで正確なハンドリング、速い最高速度、高レベルのXC効率で飛ぶのが楽しい翼です。

新しい技術

新しい翼型、最適化された内部構造、そしてACR（アクティブコントロールライザー）システムのおかげで加速時の安定性は向上されています。スイフト６の構造はこれまでの中で最強で、激しい乱気流中でも翼型は、コード方向の変形が無く、その形状と効率を維持します。デルタ４から直接継承されたアクティブコントロールライザーは、翼型のキャンバーを変形せずにパイロットに完全な迎角コントロールを提供します。ACRライザーは、BおよびCラインに作用し、３ラインデザインにおいて２ラインに似たコントロールを可能にします。

より高レベルの受動的安全性と楽しさのために、アスペクト比は控え目に保たれています。性能の向上は、２．５ラインレイアウトの最適化、リーディングエッジの分割に新たに追加された３Ｄシェーピング、パネルのシェーピングとトレーリングエッジ/ミニリブの構造の変更により実現されています。これらのすべてが寄生抵抗の大幅な減少に寄与し、その結果滑空比および速度の向上につながります。

真の性能

南アルプスの荒れたコンディションでの数百時間にわたるテストフライトにより、当社独自の最も厳しい受動的安全要件が満たされました。スイフト６は、真の性能―活発なXCコンディションにおいて全速度域での実際に使用できる滑空と速度を備えています。

パイロット

スイフト６は、幅広いパイロットに適しています。ＥＮ－Ｂ認証を取得しているので、SIVの経験のある年間飛行時間が最低でも５０時間の経験豊富な中級レベルのレクレーションおよびXCパイロットに理想的です。