製品情報
ラッシュ６はクラス最高の滑空およびXC性能を提供します。開発過程において広範な比較テストが行われ、ラッシュ６の性能はテスト対象となったすべてのグライダーを大幅に上回りました。デルタ４から直接由来するラッシュ６は、エンツオおよびゼノシリーズのグライダーと性能開発機能を共有しています。
真の性能
南アルプスの乱気流条件での数百時間のテスト飛行は、私たち自身の最も厳しい受動的安全要件を満たしています。ラッシュ６は真の性能―活発なXCコンディションで全速度域において、現実に使える滑空および速度―を持っています。
新しい技術
新しい翼型、最適化された内部構造およびACRシステムにより加速時の安定性は向上しています。ラッシュ６の構造はこれまでで最も強くなっています；激しい乱気流中においても、弦方向の変形をせずその形状と効率を維持し、翼型は乱されません。
ACRシステム
デルタ４から直接継承されたアクティブコントロールライザーは、翼型のキャンバーを変形させることなくパイロットに完全な迎角のコントロールを可能とします。ACRライザーはBおよびCラインに作用し、３ラインデザインの快適さで２ラインスタイルのコントロールが出来ます。
デザイン
ラッシュ６のデザイン全体はデルタ４から進化したものであり、あらゆる点でよく似たグライダーです。アスペクト比は受動的安全性、楽しさそしてより高レベルの受動的安全性のため控えめに抑えられています。性能アップは最適化された２．５ラインレイアウト、新しく追加されたリーディングエッジの３Dシェーピング、パネルおよびトレーリングエッジの形状とミニリブの構造修正によりもたらされました―これら全てが有害抵抗を著しく減少させ、結果として滑空性能およびスピードを増大させました。
特許取得のシャークノーズ翼型
オゾンが初めて２０１１年にシャークノーズ翼型を発明して以来、それは大きく進化してきました。ラッシュ６のバージョンは、非常に寛容なブレークレンジ（翼は偶発的なスピンや失速に対して非常に耐性があります）並びに安定性、快適性そして性能を向上させるために洗練されました。リーディングエッジには加速時のエアーインテーク形状を保持し、振動およびフラッターによる抵抗を低減するオゾンGストリングを装備しています。
テイクオフ
立ち上げ特性はラッシュ５と比べて格段に向上しています。リーディングエッジを洗練することにより、無風時の性能は、軽くて反応の良い感触で、私たちの最も簡単なグライダーと同等です。強風時の立ち上げはオーバーシュートする傾向はなく大変容易にコントロールすることが出来ます。
飛行中
空中では、わずかに速い最高速度とよりダイナミックな感触は、スーパーチャージされたラッシュに似ており、ハンドリングの感動という点ではデルタに似ています。ブレークはレンジの前半では正確で後半では大変効率的になっています。上昇効率は強固なコード方向の構造と優れたキャノピーの一体感により促進されています。
パイロット
快適でアクセスしやすいパッケージにスポーティでダイナミックなハンドリング、優れた最高速度、高レベルの受動的安全性を備えたラッシュ６は、幅広いパイロットに適しています。EN B認定を取得しているため、少なくも年間５０時間飛行する経験豊富な中級レクリエーションおよびXCパイロットに最適です。
