シェラン全米オープン2019
Published on:
16 Jul 2019
シェランで行われた全米パラグライディング選手権の最終戦が終了しました。
オゾンチームパイロットのニック・グリースのレポートです:
「ワシントン州のシェランは世界のフラットランド主体のパラ大会会場としてトップの一つです!今年の全米選手権の最終戦は、ワシントン州のこの部分で開催され、パイロットたちは美しい山々、数百万年前の氷河の爆発がカナダからワシントンを通ってオレゴンまでに爪痕を残した川と連なる湖が小麦畑を切り分ける途方もないフラットランドを飛ぶことになりました。1930年代のアメリカで最も優れた工学的成果の1つであるグランドクーリーダムを収容するクーリー市のような歴史的な街を通り過ぎます。グランドクーリダムは、米国ワシントン州のコロンビア川にあるコンクリート重力ダムで、水力発電と灌漑用水の供給を目的として建設されました。
パラグライダーのレースはヨットのレースに似ています。この大会では150人の選手が1時間のウインドー中にテイクオフしスタートに有利な位置を占めようとします。その後毎日、40から100マイルに及ぶ広範なコースを平均速度毎時20から40マイルで2から5時間レースをします。最初にゴールした選手は1000点をゲットし、その日の勝者に遅れてゴールした選手は1秒に付き1点減点されます。4日ごとに運の要素を排除するために1日を落とし、7日後に得点が合計され勝者が決まります!それは世界で最も素晴らしいスポーツコンテストの一つとも言える現実の空中チェスの栄光あるゲームです。そしてナイロンとロープにぶら下がって空中をレースできる時代に生きているという事実は常にこれらの大会によって祝福されます!
今年私はしがみついて2位を獲得しました!このような厳しいレベルの大会でこのような結果を残せて大喜びで興奮しています。また5日間のレースの後文句なく1位となったドニゼット・レモス を心から祝福します!
来年はチェランでワールドカップが開催されることを願っています!!!!」
最終結果:
総合
1.ドニゼット・レモス(ブラジル/エンツオ3)
2.ニコラス・グリース (アメリカ/エンツオ3)
3.オーエン・シューメーカー(アメリカ/エンツオ3)
女子
1.ビアンカ・ハインリッヒ (アメリカ/ゼノ)
2.パトリシア・ガルシア・レトナ(アメリカ/ゼノ)
3.リンゼイ・マタッシュ
スポーツ
1.ケリー・ミルクル (アメリカ/デルタ3)
2.ダスティン・パチュラ
3.リンゼイ/マタッシュ
全成績は ここをクリック。
オゾンチーム全員から祝福します。
写真提供:ニック・グリースおよびマット・ヘンジ