シェランでの2018USオープン
Published on:
16 Jul 2018
USパラグライディング選手権の第2戦は4本タスクが成立し土曜日に終了しました。
いつものようにシェランは、創造的なラインと限りないトランジットで素晴らしい遊び場となりました。今年パイロットらは、最初の2タスクで平野を避け山岳地帯の可能性を探る機会を得ました。1本目はカスケード山脈にある美しい町マザマ方向へ、そして2本目はほとんどカナダに近いオロヴィルをゴールとする130kmのタスクでした。
3日目はテイクオフでの強風のためキャンセルとなりましたが何人かのパイロットは飛びました。ドニゼッタ・レモス、ミッチ・ライリーそしてマット・ヘンジは休息日となった日にアイダホ州境までの250km+のフライトをしました。
最後の2タスクはトリッキーですが興奮させるものでした:3本目のタスクは50kmにもおよぶ灌漑された緑の畑を生き残ったたった8人がゴールしました。最終日の4本目は最も難しいもので、ステーブルなコンディションと風で序盤を困難なものにし選手の半分(暫定トップも含め!)が最初のターンポイント前にランディングしてしまいました。
最終的に勝利を収めたのはブラジルのレジェンドで距離記録保持者のドニゼッタ・レモスでニック・グリースとブラッド・ガナッシオが続きました。3人は皆エンツオ3に乗っていました。
女子クラスでは優勝したのはメキシコのパトリシア”パティ”・レトナで2位にビアンカ・ハインリッヒ、3位にリンゼイ・マタッシュと続きました。パティとビアンカの2人はゼノに乗っていました。
総合のトップ10の内9人がオゾンに乗っていました。
オゾンチームパイロットのニック・グリースが再びUS選手権の表彰台に立ちました。ニックのコメントです:
「シェランUSオープンはちょうど終わったところで私の心に焼き付いた信じられないようなイメージの数々があります。スタートを待ちながら130人のパイロットらとのガーグルでの上昇、38kmにおよぶ100km/h以上のファイナルグライド、すべてのリフトをシャットダウンする青々と茂った畑を飛び越えるために這いずり回るようにギアチェンジ、4日目に平野に出て90mから何とか上昇して希望に満たされながら旋回している間中バリオが鳴り続けて喜びの雄たけびをあげる、おふくろの家でのバーベキュー、休みの日はいつも川下り。この1週間と空をずっと、部外者からすると、きれいに言えば分かり難い、はっきり言えば常軌を逸しているように見える壮大な情熱を持った素晴らしい人たちと共に分かちあえたこと。
4日間で3回も私を負かし2回に分かれた選手権のこのラウンドで優勝したドニゼッタ・レモスを祝福します。このラウンドで2位、前回のラウンドで1位となり、11本のタスクの後2018年度USチャンピオンになれたことに興奮しています!!!!!!」
全成績はここをクリック。
この大会をこれほどまでに楽しいものとしてくれたマット・シニア、エリック・リードそしてすべてのボランティアに特に感謝します。
チーム全員から祝福します。