

ユタでの新距離記録
Published on:
23 Aug 2017
オゾンチームパイロットであるコディ・ミッタンクとクリス・ギャリはユタ州の距離記録を達成する204マイルを飛んだところです。コディのレポート:
「ユタのXCグループは州記録を夢のある200マイルに伸ばしたいとこの10年間努力をしてきました。距離の測定単位を変更することに世界の他の国々と全く同感ではあるが、ローマ人のフィートはここ西アメリカにおけるパラグライダーの距離を測定するものとして予め決められているのです。200と言うすっきりとして人目を惹く数値はここユタではあまりにも長いこと達成されていませんでした;たとえ長距離を飛ぶためのアクセスしやすい場所があって、そこで飛ぶことが出来る優秀なXCパイロットがいるにもかかわらず。200にワンサーマル足りないと言った非常に残念なフライトはいくらでもありました。私は180マイルの範囲でそれなりにフライトをしてきました。192マイルと195マイルのフライトさえあります。2012年クリス・ギャリは199マイル飛びました。最近の5年間彼は夜寝ることも出来ません;あの最後の微々たる1マイルが超えることの不可能な山脈と温かい空気のたった一つの塊も与えなかったかのようにあざけってるようです。ついにこの前の土曜日私たちは汚名をそそぎました!モンスーンの湿気が取り払われ東西に連なるウインタ山脈の奥深くフライトすることが出来ました。前半は驚くべきリフトを活用して速く飛び鬱蒼とした森や道の無い荒野上空を高く飛び越すことが出来ました。後半の平坦な砂漠でのフライトはがっかりさせるような散発的なリフトと低高度でのお助けサーマルと言った難しい条件でした。何とか記録を達成できる平均速度を維持し午後遅くなってやっと山の地形の取りつくことが出来ました。サーマルは消滅して斜面は急速に冷えてきました。私は仕方なく高度を下げながら隆起している地形の奥へと入って行き、ついにバリオがあの壮大な2-0-0を示しました。その後、私は風を受けている斜面を最高の気分で、沈みかけた太陽が私の長い影をロッキー山脈に投げかけている中を鹿とヘラジカが逃げ惑うのを上から眺めながらソアリングしました。私はスタート地点から204マイルとなる河口にある素朴な牧場にランディングしました。1日中ほかの誰とも会いませんでした。グライダーをパッキングして電話を借りるために近くの農家に行きました。素敵な老婆が私のことをたった今ランディングしたパイロットで、同じくたった今道にランディングしたパイロットを知っているかと尋ねた。信じられない!違ったルートを飛び空中で私を見ることのなかったクリス・ギャリが私のランディング地点から1マイルも離れていないところに20分後にランディングしたとは。私たちは再び一緒になり運命的な偶然の一致を驚嘆しあった。この全ての苦難は単なる数値に対する多くの努力だったのかと彼に話した。恐らくただ単にキロメーターにスイッチして全ての300kmフライトに喜び満足してさえいればよかったのでは。しかしそれではドラマは無い。」
コディはエンツオ2、クリスはゼノに乗っていました。
おめでとうそしてチーム全員から祝福します。