製品情報
「スイフトは既に製造ラインが稼動し、2009年7月1日にリリースされます。」
究極の敏捷性、性能、軽量、万能性...
10年前、パラグライダー市場に投入されたオゾンの翼は、すぐさま「ハンドリング」の意味を定義しなおしました。その後何年かたち、オゾンのHPPプロトがそれまでのパラグライダーの性能記録を打ち破りました。そして今、パラグライダーデザインにおける効率と性能の融合した敏捷性の概念がスイフトによって新しいレベルへと引き上げられました。
性能探求のいくつかの異なったアプローチが融合され現在のパラグライダーのどれにも属さない、独自の翼を創り上げました。スイフトは恐らく、EN Bクラスでは最も高性能で、これまでに見たことのないほど軽快で正確なハンドリングを備えています。
スイフトはラッシュ2を進化させたものですが、同じクラスとは言えないほど、高度に進化しています。ポルシェスポーツの軽量ならびに超軽量素材の使用、抵抗軽減のためライン仕様の最適化、特殊な前縁補強の採用などは、スイフトを際立たせるデザイン特徴の一部です。
スイフトの敏捷性―これまでにないサーマルのわかりやすさと地表近くでの操縦性。
それは今までにないものです。軽量ハイテク素材と融合された進化した翼型により登録認証を取得した、これまでのグライダーでは得られなかった敏捷性を実現しています。ハンドリングは、安心感を保持しながら、正確というよりは切れると言ったほうが的確のようです。つまり、周りの空気が大変良く感じられ、それを利用する能力が高められ、それに適切に対応できることを意味します。他の翼では感じることができなかった、サーマルの詳細が理解でき、上昇することは無理だとあきらめていたことが可能になるのです。
スイフトの性能―EN Bクラスでトップの性能を持ち、抜きん出ている。
他のEN Bクラスを凌駕しEN Cクラスに匹敵する滑空比を持つスイフトの比類ない性能は、ライン抵抗の軽減と進化した翼型の成果です;受動的安全性を犠牲にせず性能の大躍進をもたらしました。かたい前縁バテンは軽量で効率が良く、ロンスタンのベアリング入りプーリーはアクセルの使用が楽しくなるものです。
スイフトの軽さ―旅行と登山。
オゾンの軽量グライダーの研究は2001年、ピークから始まり、史上初めての2003年クロスアルプスに継続され、共にそのクラスではリーダー的存在である現行のジオ2ならびにウルトラライトに結実しています。スイフトに採用されている軽量素材ならびに構成の融合は我々のたゆまない研究開発の賜物で、スイフトは他の競合するものからは抜きん出ています;性能と重量で近寄れるものはありません。同じような性能を持つグライダーは、少なくも1.2キロ重く、より軽いグライダーでは恐ろしいほどの性能を犠牲にしなければなりません。軽量性能において、スイフトは独走しています。
特別な素材の組み合わせがスイフトの独創的な敏捷さと滑空性能をもたらしました。ほとんどのラインが被覆なしラインで構成されているスイフトは、被覆付きボトムラインのAR1、AR2、BR1、BR2を除き、UV加工をされたエーデルリッド被覆なしラインが取り付けられています。上面は、ジオ2と同じポルシェスポーツの36g/㎡が使われています。このクロスは、適度の耐久性を持ちながら軽量で小さくたたむことができます。下面は、ウルトラライトと同じ最も軽い27g/㎡が使われています。したがって、過酷な取り扱いには適していませんが、適切に取り扱えばスイフトは数百時間のフライトを楽しむことが可能です。
スイフト(アマツバメ)は、鳥の中でもっとも軽快な鳥。大きな種であるハリオアマツバメ(世界で最も速い鳥、水平速度170km/hで飛ぶ)は動物界で最速を誇る。通常のアマツバメ(Apus apus)でさえ毎秒5~14mで飛び、瞬間的には60mを出すことが出来る。1年に通常のアマツバメは、200,000km飛ぶことが出来る。パイパー、ロス著「Curious and Unusual Animals」2007年版による。
スイフトならびにオゾンは自然に触発され、その要素により突き動かされている。