アルピナ２は、デルタ２をベースに８００ｇも軽くなっています！アルピナ２はデルタ２の安心感、安全性そして扱い易さを継承しながら、軽量化による総合性能、楽しさそしてハンドリングのアップを実現しています。性能を犠牲にしない軽量グライダーを求めているスポーツクラスのパイロットに適しています。アルピナ２は地球上のあらゆる場所で実際のコンディション下での厳しい冒険あるいはクロカンフライトのためのグライダーです。我々の使命は、真剣なビバークフライト・パイロットにデルタ２のよく知られた性能と安心感を、地球上の最も大きな山々に持っていけるだけ軽く、小さいパッケージに詰め込むことでした。

このグライダーは、オゾン・パフォーマンスプロジェクトおよび１０年以上に渡る軽量グライダーの研究開発による技術上の成果を直接的に採用しています。オゾンの軽量グライダー製造における研究は２００１年のピークからスタートし、２００３年の最初のクロスアルプス・レースそしてその後のすべてのレースへと継承されてきました。アルピナ２に見られる特徴は、２０１３年レッドブル・クロスアルプスで上位５人が他を圧倒するのを手助けしました。

アルピナ２に採用されているシャークノーズ翼型は、加速時に剛性が高く、スピンや失速に非常に入り難くなっています。乱れた気流内でもより一定の内圧を保ち、加速フライト時における受動的安定性を高め、より一層安心感および安定感をもたらします。新しい翼型はまた、風の強いときのシューティングを抑え、テイクオフの挙動を改善しています。

真の性能が我々の使命で、アルピナ２においては実際のコンディションで完全に使用できるスピードレンジがそれでした。非常にスムースなロンスタン製プーリーによりアクセルの使用、また活発な大気中でのアクセルバーによるピッチ・コントロールが楽しみとなります。アルピナ２には、トレーリングエッジにR12/エンツオ・スタイルのミニリブが取り付けられており、また新しい内部構造により進化したラインプランを採用可能になっています。これらのデザイン上の進歩により有害抵抗を大幅に減らすことができました。さらにラインの最適化を図ることで総ライン抵抗をオリジナルのアルピナに対して２６％減少させることができました。結果として、著しく高レベルの効率化がもたらされ、非常にクリーンなシャークノーズ翼型により翼面積の減少も可能となりました。

デルタ２と比べてアルピナ２の性能は総合的にわずかに良くなっています。その軽量構造により、テイクオフでの挙動はより良く、サーマル内での非常に機敏な操縦性、キャノピーの慣性がより少ないなどの利点があります。これらの代償を伴わない性能の利点はすべて、受動的安全性を犠牲にすることなくデルタ２と比較して総合的性能アップに貢献しています。

アルピナ２は、人里離れた場所でのビバークフライトで厳しいクロカンフライトを可能ならしめる軽量グライダーを求めているスポーツ・フォーマンス・クラスのパイロットを対象としています。どのようなクロカン任務あるいはビバーク冒険フライトを企画してるにせよアルピナ２は準備ができています：ただ、支持するだけです。あなたのフライトのレポートを心待ちにしています！最寄りのオゾンディーラに試乗の申し込みをして、あなたの意見をお聞かせください。ではまた、チーム全員より。