2017年および2018年初期に製造された全てのオジウム2ハーネスに関して。
2018年3月以降に出荷されたハーネスは、特に必要なアクションはありません。
オジウム2のレスキュー開傘システムにに関する潜在的な問題があるとのいくつかの報告がありました。
レスキューブライダルはレスキューをハーネスの肩口にある接続ポイントに接続し、ハーネスの右側に位置するファスナーにより自動開閉する収納スリーブ内に収められています。
開傘テストの際、このブライダルが意図したようにファスナーを開放するのではなく自動開閉する収納スリーブの縫製部分を破損する可能性があることが確認されました。これはパラシュート自体の開傘に悪影響を与えませんが、ハーネスに非構造的な損傷を引き起こす可能性があります。現実の開傘においては、パイロットが危うい体勢に陥る可能性もあります。
この問題を修正するには、レスキューアウターコンテナーの問題部分をリペアクロスで補強する必要があります。正しく修正された場合、このリペアクロスはブライダルが開傘プロセスにおいて、当初意図したように自動開閉ファスナーのほうへ誘導されるようになります。
このリペアクロスは自動的にオゾン代理店へ送られます。この修正は単純で、たったの5分ほどで完了します。したがってパイロット自身で行うことが可能です。しかしながら不安があったり自身が無かったりしたら、代理店に相談してください。
必要なアクション:各地方のオゾン代理店へ連絡し修正用リペアクロスを入手してください。
定期的にハーネス並びにレスキューシステムを徹底的にチェックすることを忘れないように。