

2016PGヨーロッパ選手権
Published on:
26 Aug 2016
マケドニアのクルシェヴォで開催されていた2016PGヨーロッパ選手権は終了しました。
大会はすごいコンディションで9日間のレースをパイロットに提供しました!エンツオ2はトップ10ならびに表彰台の全てを埋め尽くしこの大会で大活躍しました。
最終的に、オゾン研究開発チーム員で現世界選手権者で5つの世界記録を持つオノラン・アマーが総合1位となりました。オノはこのスポーツのトップを驚くほどかつ安定して堅持しています。これで彼は現在、ヨーロッパと世界の選手権タイトルを持っていることになります。
オノのレポートです:
「私はヨーロッパ選手権者になれて大変満足しています。昨年の世界選手権より大変ではないと思われますが、そんなことはありません。今回の全選手のレベルを見渡せば同じ程度に難しいものです。これらの驚くようなタスク、そしてあらゆるポイントで戦い、フライトのいろんな場面で私を援助してくれた強いフランスチームの中で勝利することが出来、誇りに思います。フライトコンディションは大変良いものでした。始めのうちは雲底が低めであったり、平野部で+7m/sの強いコンディションで終了したり非常に変化に富んだもので大変良いものでした。大会には持って来いの場所です。
素晴らしいエンツオ2を作ってくれたオゾンにありがとう。これまでで最高のグライダーです!!!」
オゾンチームパイロットである福岡聖子は、ローリー・ジェノヴェーゼと元世界選手権者のクラウディア・ブルガコフを抑え、勝利をつかみ力強く大会を終えました。全員エンツオ2に乗っていました。最も印象深いのは女子が男子と一緒に戦っていることだけではなく、実際打ち負かしていることです。女子表彰台に載った選手は男子の大半に勝ち、クラウディアは強いコンディションで大層肝の座った飛びをして素晴らしいタスクトップになりました。本当に大したものです。
勝利をつかんだ聖子もまた、ヨーロッパおよび世界選手権のタイトルを獲得しました。おめでとう聖子!
彼女の大会のレポートです:
「始めは私にとってはあまり良くは無く、これほど悪いスタートは経験したことがありません。最初のタスクでコンディションがなかなか読めずに、タスクの中盤で降ってしまいました。大会が進むにつれ徐々にフライト感覚が合い始めクルシェヴォに慣れてきました。通常私は最終結果をチェックしないのですがたくさんの友人からメッセージを貰い常に更新することが出来ました。私にとって物事が良くなりだしたタスク5でゴール手前1kmに降りてしまいました。私の気力は削がれ集中力を失い、終わったと思いました。私のメンタルトレーナーのトーマス・トゥーリヤが連絡してきて話し合っている内になぜ私はここに来ているかを思い出させてくれました:フライトを楽しむためです。これによって私の主眼を変更し、大会をより楽しくストレスの無いものとして見なすことが出来るようになりました。その後の4タスクが終了したとき私は微笑みながら優勝トロフィーを受け取っていました。フライトを楽しみましょう!」
オゾンファミリーは心からの祝福をオノと聖子、そしてこの大会で良い飛びをした全てのパイロットに贈ります。あなた方の参加と情熱にありがとう―我々を奮い立たせてくれます!
国別ではフランスがトップで、ドイツとイタリアが続きました。
全成績はここで。