

ニック・グリースがオレゴンで勝利
Published on:
19 Jun 2018
米国リーグの初戦となるアップルゲート・オープンはオレゴン州で終了しました。
オゾンチームパイロットで大会の優勝者のニック・グリースがウッドラットからレポートします:
「アップルゲート・オープンはたった今終了したところで、私は何とか踏ん張って1位になりました。これは、文字通り最終日までに最下位までに墜落してしまう可能性のあった前回の大会とは対照的でした。足を負傷して終盤の3日連続して飛ばなかったフランスの女性パイロットのおかげで最終結果で最下位を脱出することができたのです。
しかしながら、一番でなければ最後も同然なのです。それがその2つの大会の縮図だと思います。この大会で勝てなければ、常に次があることを学びました。これはパイロットによる振り子現象のような揺り戻しとしてログブックに記録するものでもあります。
この熱狂的で現実な”自分自身の冒険を選ぶ”と言うことは、地球上で断トツでもっとも気違いじみた体験です。それは、平穏、美しさ、恐怖、浪費、強烈な自己満足、芸術、トレーニング、計算そして科学と言ったものの中から究極の1000dpm(1分間に1000の決定を下す)の判断の組み合わせです。
最初のアップルゲート・オープンは大成功であったことは衆目の一致するところです。ほとんどドラマのない、7日間にわたるアクセル全開のウッドラット・レースコンディション満載の静かな大会でした!アメリカ全土からの素晴らしいパイロットと数名の海外からの逸材が参加しました。名前を挙げてみると現在の世界記録保持者の一人であるブラジル人のドニゼッタ・レモス、Xアルプスパイロットのギャヴィン・マクルーグとミッチ・ライリー、アメリカチャンピオンのミッチェル・ハメル、そして米国チームパイロットのジェアード・アンダーソンと言った人たちです。
私のつつましやかな感想では、この地球上でもっとも素晴らしいコンペ機を作ってくれたオゾングライダーに大いに感謝します。エンツオ3に内蔵されている受動的安全性と性能にこれ以上幸せを感じることはできないでしょう。 」
全成績はここで。
オゾンチーム全員から祝福します。