

アントワーヌ・ジラールがオゾンチームに加わる
Published on:
05 Jan 2018
オゾンはアントワーヌ・ジラールを我々のチームメンバーとして歓迎します。アントワーヌは、8157mの高度世界記録を打ち立てたりパキスタンのブロードピーク(8051m)上空を飛び越えたり、ニュージーランドの南島を単独ビバークフライトで1200kmを飛んだりとフリーフライトで可能と思われる限界を押し広げてきた明確なビジョンを持ったパイロットです。彼は3つのレッド゙ブルXアルプスレースに参戦し、2013年に3位、2015年に4位になっています。
2017年の春、アントワーヌと彼に友人であるジュリアン・デュセールは彼らの2つの情熱を合わせて、前人未到のランタン・リルング(7227m)壁をせめるミッションとしました。彼曰く:
「私は自給自足のパラグライディングによるいくつかの冒険で1200kmまで飛んだ経験があります。ニュージーランドおよびパキスタンの山岳での経験によりそれが達成可能であることを私は確信しました。ジュリアンと私の二人はともにアルプスにおける長距離フライトパイロットですが、ヒマラヤで飛ぶとなったら彼は私を信じなければなりません。我々は計画を極限まで押しすすめ、カトマンドゥーからパラ及び山岳装備全てを担いで徒歩で出発し、山頂に到達してから同じ方法で出発地点に戻ってくることにましした;外からの助けを一切頼まず完全自給自足で。我々の計画は食糧備蓄のためにキャンジン・ゴンパにベースキャンプを設営することでした。出発地点とテイクオフは首都から15kmの位置にありました。そこから我々のパラグライダーは我々の装備を2,3日でベースキャンプまで運んでくれました。
我々は山頂までは到達できませんでしたが、このタイプの山岳アプローチは浮き浮きするものです。シャルバッカム(6680m)では1時間ハイクアップして1時間の飛行で5800mの信じられないような場所に着陸しました。徒歩による典型的なアプローチであれば、おそらく可もなく不可もないような登りの複雑な地形を通って少なくも2日は掛かったでしょう。同じ日に山頂へ登庁することもできたと思われましたがそれは我々の目的ではありませんでした。高度順化のために6200mで寝ることを欲していたのです。まさにその時にパラグライダーと登山とを結びつけることが如何に正しいことであるかを実感しました。ヒマラヤでの登山はしばしば厳しいアプローチが要求されます。パラグライダーを使えば同じ距離を2時間でカバーすることができ、同じ日に山頂から戻ってくることができます!こうすれば同じ旅程でいくつかのピークに登頂することも可能です!
最終的に、この新しい山岳アプローチを通してたくさんの探検とやることが生まれます!まったく新しい試練を発見するようなものです。」
我々はアントワーヌの今後の冒険をサポートするのを心待ちにしています。
ではまた、チーム全員より。