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カタ・ユハズ:女子新記録(ハンガリー)

Published on:
22 May 2017

カタラン・ユハズは驚くべき215kmを飛び母国、ハンガリーの女子オープン距離記録を達成しました。 彼女自身の言葉:「ハンガリーではシーズンの始まりはスローでした。数日を除いて大した好機はありませんでした。この日の予報は良かったのでブダペストから400mの”高い”我々が”山”と呼ぶスザルソムリョへ出向きました。300kmを車で1時間は徒歩で山に登りました。そこには40人のパイロットが興奮して準備をしていました。2014年に122kmのハンガリア女子宣言ゴール記録を打ち立て、今日再度記録を出したいと思いました。私は慎重に130kmを宣言しました。私たちは大気を観察しお昼にはスタートしても良さそうになりました。 始めの70kmはハンガリアのナショナルチームメンバーと一緒でシンプルで、効率良くしかも素早く距離を稼ぐことが出来ました。雲は教科書通りに働いていました。突然雲が崩壊し始め、他のパイロットが高度を維持しているのに私は低くなってしまいました。決断を迫られチームメイトたちから離れ私のゴールへと単独飛行をすることになりました。この時点で大きな高層雲が張り出し地面に影を投げかけ、私は前へと滑空し続けついにブーンとお助けリフトに当たりました!驚くことにチームメイトが高速で近寄ってくるのが見えました。ここから先、再び一緒に進みました。がゆっくりと。私が130km地点に到達したとき高度は1800mで16:30、どこもかしこもオーバーキャストでした。私にとってはもう十分で、ここからは1km1kmが贈り物のようなものでした。私たちはお互い助け合いながら忍耐強く飛びました。 ここからその日までにおける169kmと言うオープン距離の国内記録に届きそうな希望が出てきました。私が170kmに到達したとき信じられませんでした。とても嬉しかったのですがその時点でとても寒く疲れ切って集中力も無くなり降りたくなっていました。がサバイバルモードに切り替えました。チームメイトの存在が助けになりました。お互いぴったりと寄り添いながらゆっくりと進み続けました。大きな高層雲の切れ間から太陽の光が地面に到達しました。それは小さな雲を発生させるのに十分で、我々の生き残りをかけた任務をサポートしより遠くへと流してくれました。18:15になっていました。GPSは200kmを示していました。信じられませんでした。高度1000mからはダニューブ、ヨーロッパで2番目に長い河を見ることが出来ました。それはまた国境でもありフライトの終わりでもあります。ファイナルグライドは10kmほどで3人のファイターはダニューブにそってさらに数km伸ばしました。 私はこの215kmは大胆な夢としても思ってもみませんでした。この6年間で飛んだ数千kmがこのフライトを実現するための鍵であったと感じています。」 カタはゼノに乗っていました。彼女のトラックは、ここをクリック。 カタと一緒に飛んだのは、彼女より1km遠くに降り、この壮大な日を216kmのフライトで締めくくったアティラ・ベレズナイ(アタB)です。アタはエンツオ2に乗っていました。彼のトラックはここで。 みんなおめでとう。オゾンチーム全員から祝福します。

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