スパイダー３は、ハンドリング、立ち上げ挙動そして最高速度を大幅に向上させました。スパイダーで飛んでいるパイロットが最初に気づくのは、より良い立ち上げと離陸特性、そして著しくより機敏で正確なハンドリングです。スパイダー３は、新たに認定された人から上級者まで、あらゆる能力のパイロット用に設計されています。フルリフレックス翼型を持つパラモーター専用のグライダーです。ロードスター３をベースとするスパイダー３は、メインパネルおよびリブに注意深く選択された軽量クロスを組み合わせて使用し、内部構造を最適化し、グライダー重量とたたんだ時の大きさを減少させています。軽いキャノピーはより容易な離陸、より俊敏で敏感な感触そして受動的安全性の向上（キャノピーの慣性の減少）をもたらし、総合的に良いものとなります。
パイロット
あらゆるレベルのパイロットは、非の打ちどころのない離陸特性と活発な大気中および加速時の岩のようにしっかりとした安定性を好むでしょう。クロカンパイロットは、総合的な効率、性能そして俊敏なハンドリングを評価するでしょう。これは本当に用途の広いグライダーで；基本的なサーキットから壮大なXCアドベンチャー、そして低高度での正確飛行まで、あらゆるものに最適です。
技術
スパイダー３は進化したリフレックス翼型および特許取得のオゾンシャークノーズの全ての利点を提供します。シャークノーズ・オゾンリフレックス翼型はパラモーター専用にデザインされています。広範囲の迎角にわたって一定レベルの揚力と内圧を維持し、全速度範囲にわたって並外れたレベルの安定性を実現します。乱気流中、迎角が小さい時でもスパイダー３は非常に潰れ難くいです―リフレックス翼型は乱気流を吸収しパイロットの操作なしでも開いた状態を維持します。大きい迎角ではブレークレンジはとても寛容で、失速のリスク無しに深いブレーク操作が可能です。
デザイン
スパイダー３は重量を増やさずにキャノピーの強度と耐久性を増すための新しい内部構造を特徴としています。全体的なハンドリングを改善しながら、ロールの安定性を改善し、エンジントルクの影響を減衰させるために、翼のねじれと全体的なライン長にさらなる変更が加えられました。
離陸およびランディング
地上ではどんな風速でも立ち上げはスムースで一定で、トリマーを低速位置にセットしたとしてもシューティングしたり後ろに残ったりせず穏やかにコンスタントに上がってきます。その並外れた立ち上げ挙動により離陸速度が遅く、狭い場所での離陸およびランディングを可能ならしめ、無風時において真価を発揮します。
