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エミリア・プラクの島間飛び

Published on:
20 Nov 2014

常に冒険と挑戦を追い求めるオゾンチームパイロットのエミリア・プラクはスペインのメノルカ島からマヨルカ等への海上フライトを考えていた。9月下旬の土曜日の朝、メノルカのチュタデラからテイクオフし、1.5時間後68km離れたマヨルカのアルクディア港に着陸した。彼女はスラローム19に乗り、新しいロードスター2-26に乗るパイロットと一緒であった。 エミリアによると: 「バレアス諸島は私の家からフェリーで1晩のところにあります。私たちはあまり計画を立てていませんでした。天候がほぼOKと見なされてメノルカ行きのフェリーに乗りました。我々を伴走するボートは用意していませんでしたが、可能な限りの安全器具:GPS、アイフォン、アガマ水難救助システム、ライフジャケット、ウエットスーツ、ナイフ、発煙筒、懐中電灯そして...中国製のエアーベッドを装備していました。 「週末にはメノルカ島からマヨルカ島には多くのボートがいるだろう。」と私の友人は、この計画の打ち合わせをしているときに言いました。しかし実際にはボートは全くいませんでした!幸運にもマヨルカに緊急連絡先がありました。当日は視界が悪かったにも拘わらずフライトは驚くほど順調にいきました。テイクオフして30分後にはメノルカ島は見えなくなりました。我々は燃費と速度の良い妥協点にトリマーをセットして平均速度45km/hでフライトしました。急ぐ必要はありません。我々は共に、できるだけ速く島に到着できるようにフルスピードで飛ぶよりか、リラックスしフライトを楽しむことを選択しました。最大高度は100m、そして最小高度は...1mでした。それは低いのは承知しています。しかし私たちは、高高度で寒く何も見えないよりはあらゆる危険があるかもしれないが海上フライトらしさを優先しました。大いなる青い海原、大きな魚、翼と翼をくっつけあう鳥そして1時間にわたって一緒に飛ぶ仲間、これらは信じられないほどです!68kmを約1.5時間で飛び、消費した燃料はたったの6リッターでした。その後の数日間の天気はマヨルカ島からイビザ島へ飛ぶには十分良くはありませんでした。何とかマヨルカとイビザで2本フライトをして家に戻りました。マヨルカからイビザへのフライトは次回へお預けです。 私にとってこの冒険は素晴らしいものですが、私が水上フライトを勧めているわけでは無いことをご理解ください。水上をパラモーターで飛ぶことは危険です。もしそうする場合には、内在するすべての危険を理解しあらゆる安全装備を用意し、ライフジャケットを着用し、アガマシステムを購入し、友人に連絡しボートでの救助の用意をさせてください。」  パラモーター:PAP PA125 グライダー:ロードスター2 26、スラローム19 飛行時間:1.5時間 消費燃料:各5リッター 飛行距離:68km 平均速度:45km/h  全ての数値は概算によるものです。

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